カウンセリングで後悔しない！医師に必ず聞くべき「AGA質問リスト」
AGA治療のカウンセリングは、クリニックの実態や医師の誠実さを見極める貴重な時間です。専門用語に流されず、納得して治療を始めるために、以下の質問を準備しておきましょう。
メモ帳やスマホにコピーして、当日そのまま確認することをおすすめします。
1. 診断と期待できる効果について
まずは、自分の現在の状況と、治療でどこまで回復できるかの「ゴール」を明確にします。
「私の薄毛は、医学的に見てAGAのどの段階（ステージ）ですか？」
ハミルトン・ノーウッド分類など、客観的な基準で教えてもらいましょう。
「この治療プランを続けた場合、半年後、1年後にはどのような状態を期待できますか？」
現実的な目標値を知ることで、過度な期待や落胆を防げます。
「産毛の状態から、太く長い毛に戻る可能性はどのくらいありますか？」
毛根の寿命についても確認しましょう。
2. 副作用とリスク管理について
薬を飲む以上、リスクを知っておくことは自身の健康を守るために不可欠です。
「私に処方される薬には、具体的にどのような副作用のリスクがありますか？」
性機能低下、肝機能障害、初期脱毛など、頻度も含めて聞きましょう。
「もし副作用が出た場合、どのようなサポートや薬の変更をしてもらえますか？」
相談窓口や、休薬・減薬の判断基準を確認します。
「定期的な血液検査は行われますか？その費用はプランに含まれていますか？」
健康状態を数値で管理してくれるかチェックします。
3. 費用と期間について
「いつまで、いくらかかるのか」は、継続の可否を左右する最もシビアな問題です。
「提示された金額以外に、診察料や検査料、送料などがかかる可能性はありますか？」
「総額」の念押しをしましょう。
「効果を維持するために、一生飲み続ける必要がありますか？将来的に薬を減らす（維持療法）ことは可能ですか？」
出口戦略やランニングコストの長期見通しを確認します。
「もし効果が出なかった場合、返金制度の適用条件は何ですか？」
「通院回数」や「写真撮影の同意」など、細かい条件がある場合が多いです。
4. 治療の柔軟性について
ライフスタイルの変化に合わせた対応ができるかを確認します。
「途中でオンライン診療に切り替える（または通院に切り替える）ことはできますか？」
「薬が体に合わないと感じた時、違約金なしですぐに解約や休止ができますか？」
5. 医師を見極める「チェックポイント」
質問への回答内容だけでなく、**「医師の態度」**も重要です。
| チェック項目 | 良いクリニック | 注意が必要なクリニック |
| 副作用の説明 | リスクを包み隠さず丁寧に話す | 「ほとんど出ないから大丈夫」と流す |
| 強引さ | 一度持ち帰って検討することを勧める | 「今すぐ始めないと手遅れになる」と煽る |
| 説明の質 | 専門用語を避け、図解などで説明する | 難しい言葉ばかり使い、質問しにくい |
まとめ：納得するまでサインしない
カウンセラー（営業担当）だけが話し、医師の診察が数十秒で終わるようなクリニックは、個人の体質に合わせた処方をしていない可能性があります。
この質問リストをぶつけてみて、**「ここなら信頼して自分の髪を任せられる」**と思えるまで、安易に契約書にサインしてはいけません。